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7:30に予定通りスタートの号砲が鳴りました。私がスタートラインをまたいだのは手元の時計で約17分後(長い!)でした。動き始めてすぐ気づいたのは、腹がパンパン、体が重い、ということです。Skinsのタイツがウエストを締め付けます。腹に手を当ててびっくり。ぷっくり膨れています。
1kmほど走ったところで、早くもトイレに行きたくなりました。コース沿いのセブンイレブンに飛びこんでトイレを借りました。私の後ろに並んだ男性があまりにも苦しそうなので順番をゆずりましたが、善行で私の苦しみが軽くなったわけではありません。 なんとか一息ついてコースに戻ると、はやくもランナーはまばら。走っているのは、2階に上がるのにもエレベーターを使っているようなメタボ・ランナーばかり。みなさんファンラン(10km)の黄色いゼッケンで、ピンク・ゼッケンのフルマラソン組はほとんどいませんでした。 5km地点を通過。59分4 秒もかかりました(スタートまでの17分23秒を含む)。目標を早々に5時間から6時間(大会の制限時間)に引き下げ、とにかく完走することだけをめざすことにしました。しばらく走っていれば体も動き出すだろうと足を前に運びましたが、5km、10km、15kmと、どこまで行っても体が動きません。 天気は快晴、富士を眺めながら湖をまわるコースは美しく、体調がよければ快適なマラソンを楽しめたに違いありません。でも、私はひたすら苦しく、10km過ぎでも再びトイレに駆け込み、前夜はめをはずした我が身を呪いました。 号砲-Start 17:23:80 Start-05km 41:40:44 05-10km 33:50:03 10-15km 43:44:10 15-20km 39:46:02 20-25km 47:57:43 25km地点で3時間44分21秒が経過しました。あと17.195kmで残された時間は2時間15 分39 秒。残りをキロ8分弱で走れば6時間で完走することができます(いま電卓を叩いたらキロ7分53 秒でした)。体調の悪さを考えても、ギブアップさえしなければ決して不可能な数字ではありません。私は気を取り直し、自分にムチを入れました。 完走する。完走できる。友人のS氏はスタートに間に合って私の前を走っているにちがいない。S夫人も、長距離は初めてのY嬢も、きっとがんばっている。私もがんばろう。体の重さはあい変らずでしたが、しだいに前向きな気持ちになりました。 そんな私を待ち受けていたのは、感動のゴールではなく、驚愕の結末でした。(明日に続く←引っ張りすぎ?) ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2008-12-03 02:15
| ●所長のマラソン・登山
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