カテゴリ
記事ランキング
最近読んだ本
おすすめリンク
以前の記事
検索
その他のジャンル
|
おととい予告した「数学的アプローチによるテニスの分析」、いってみましょう。テニスの試合でプレーヤーはどれぐらい走るか--です。
[私が思いついた測定法1] 左図のようにテニスコート(ベースライン後方も含む)をグリッド分割する。選手はコート上のあらゆる場所を移動するけれど、同一グリッド内であれば、そのグリッドの中央でプレーしたものと仮定し、あるポイントが終了するまでの選手の動きをアルファベットで記録する。 たとえば、最初はベースライン後方中央のホームポジションIにいて、右に振られてJで打ち、Iに戻り、またJ、またI、次はうんと左に振られてG、そこから切り返しのエースを放ってポイントが終了した、とすると、このポイントでの移動はIJIJIGとなります。 「もうわかったからいい」という声がどこかから聞こえてきましたが、無視して進めさせていただきます。 AからKまでの11地点について、それぞれの間の距離を測っておいて(コートサイズが分かっているから実測しなくても割り出せます)、たとえばエクセルにIJIJIGを入力して、合計距離を計算させれば、そのポイントでの移動距離が出るはずです。 問題はIJIJGABCKIIIJJJFF……なんて最後まで記録をつけ通せるかどうか。通せるわけありませんね。 [私が思いついた測定法2] 選手の歩数を数える。大股、小股、いろいろなフットワークがありますが、あらかじめ平均歩幅を算出しておいて(コートの端から端まで〇歩で移動するから1歩〇cm)、あとはカウンター片手にテレビ観戦するという方法です。問題は、ナダルがコートの端から端まで走ってガッツポーズをしているときに、カチャ、カチャ、カチャと回数合わせのクリックを延々と続けなければならないことです。できるわけありませんね。 [私が思いついた測定法3] 選手にお願いして万歩計をつけてもらう。お願いできませんね。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2008-11-27 23:08
| ●雑学・技術・科学
|
ファン申請 |
||