カテゴリ
記事ランキング
最近読んだ本
おすすめリンク
以前の記事
検索
その他のジャンル
|
グリップが2つに枝分かれした奇妙なラケットについて書いたところ、オージーさんから「いったいどうやって使うのか。続報を願います」のコメントをいただきました。百聞は一見に如かず。YouTubeで探したら、案の定、動画がいくつもありました。わかりやすいものを選んだので、興味のある方はご覧ください。 ■バティストーン兄弟について報じるTVニュース2:08 ■へんなオジサンの壁打ち1:20 ■子どもたちの練習風景1:32 ■ボレー練習0:20 このラケット(Natural Power Grip)のメリットは以下の4点のようです。電子版tennis weekの記事を参考にしました。 (1) 両手打ちバックハンドで、腕が体にまとわりつかず、リーチが広がり、フィニッシュでより腕を伸ばせる。 (2) 右手と左手の握り替えが容易なので、左右とも片手フォアハンドで打つことが可能。 (3) パワーがよりよく伝わる打点でボールを捉えることができる。 (4) 前後どちらのハンドルを握って打つかでタイミングを微妙にずらすことができ、相手を幻惑できる。 (1)と(2)は、少なくとも言っていることはわかると思います。(3)については次のように説明されています。ハンマーはグリップの延長線よりヘッドが前に突き出ているから釘を力強く打ち込める。同様にこのラケットも、フェースの延長面とハンドルに角度がついているので、普通のラケットより前でボールを強く捉えることができる。(4)は、後ろのハンドルを握って打つと3番目のメリットを打ち消すことになるのかもしれませんが、タイミングをずらすことで戦術の幅が広がるということでしょう。 次回は、誰がこれを開発したのか、バティストーン兄弟はなぜこんなラケットを使っているのかをレポートします。乞うご期待。(こんなマイナーな関心事に、こんなに時間かけていては、研究所は大赤字……)
by tennis_passtime
| 2008-11-03 12:44
| ●はみだし日記
|
ファン申請 |
||