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ATPが定めたラウンドロビンに関するルールは以下の通りです。
基本ルール 1. 各選手は同一グループの全選手と対戦する。 2. 各試合は3タイブレーク・セットマッチとする。 3. 8つのグループで1位となった8人がファイナルラウンド(トーナメント)に進む(準々決勝)。 グループ1位決定方法 1. 勝ち試合が最も多い選手が1位。 2. 勝ち試合数が同じ場合は、完了試合数が最も多い選手が1位 (途中棄権したら試合未完了。相手選手の棄権の場合は試合完了となる)。 3a. 2人が同条件で並んだ場合は、その2人の直接対戦の勝者が1位。 3b. 3人が同条件で並んだ場合は、以下により1位を決める。 ① 3人が1勝で並び、かつ2試合完了していない選手がいる場合は、 2試合完了した2人の直接対戦の勝者が1位。 ② ①で決まらない場合はセット取得率(勝ちセット数/総セット数)が高い 選手が1位。 ③ ②でも決まらない場合はゲーム取得率(勝ちゲーム数/総ゲーム数)が高い 選手が1位。 ④ ③でも2人が同条件で並んだ場合は、その2人の直接対戦の勝者が1位。 4. 以上で決まらない場合、ATPランキング最上位者を1位とする。 5. 一方の選手が失格もしくは棄権した場合、セット取得率の計算においては ストレートセットで勝敗が決したものとし、ゲーム取得率の計算においては 勝ちゲームも負けゲームもカウントしない。 棄権・失格・出場辞退などにともなう措置 1. ラウンドロビンの試合を病気または怪我で棄権した場合でも、大会ドクターが 認めれば次の試合(ラウンドロビンの2試合目または勝ち上がった場合には ファイナルラウンド)でプレーすることができる。 2. ラウンドロビンの試合でATPルールにより失格となった選手は、大会のそれ 以後の試合でプレーすることはできない。また、体調、着衣、用具以外の理由 による失格の場合は、失格にともなうATPの諸規程が適用される。 3. ラウンドロビンへの出場を辞退した選手はファイナルラウンドに進むことは できない。 4. ラウンドロビンの2試合目開始以前に出場辞退もしくは出場停止の選手が出た 場合は、代理出場選手がラウンドロビンの2試合目をプレーすることができ、 結果によってはファイナルラウンド・トーナメントに進むことができる。 5. Main Draw Elimination Roundでの代理出場選手は、予選の敗者から選ぶ ものとする。 6. ラウンドロビンでの代理出場選手は、Main Draw Elimination Roundの敗者 から選ぶものとする。 7. ファイナルラウンド・トーナメントでは代理出場選手をプレーさせることは できない。 以上です。Main Draw Elimination Roundについては後日説明記事をアップします。ああ、ややこし。 追記:テニス選手が理解するにはこのルールはややこしすぎたようです。ラウンドロビン方式は導入後1年もたたないうちに中止になりました。いっしょうけんめい調べたのに……。
by tennis_passtime
| 2007-03-09 22:50
| ●雑学・技術・科学
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