テニスエルボー完治宣言

どうやら完治宣言できそうな気配です。長いあいだ苦しんだテニスエルボーが去って行きました。

ネットで「テニスエルボー」を検索したら、原因や治療について書かれたページが山ほど出てきますが、私の体験談も追加させてください。

私の場合、シングルスの接戦で、よろしくないフォームのバックハンドスライスを打ち続けたのが原因です。一昨年の夏のことでした。

電車で本を広げられない、書類をホチキスで止められないなど、日常生活でも不便しました。完全休養する意志の強さもなく、中途半端なテニスを丸一年以上続けました。バックに球が来たら左手にラケットを持ち替えて打っていました。これは結構楽しかったです。ストロークはいい線まで行きましたが、ボレーは持ち替えが間に合わず、無理でした。

去年の秋ごろから次第に快方にむかっていましたが、最悪時を100としたら、20と30のあいだを行ったり来たりという状態がなかなか吹っ切れませんでした。それがこの2～3週間でゼロになりました。うれしい！

治療法ですか？ よくぞ訊いてくれました。

私は電気風呂でテニスエルボーを治しました。

近所の極楽湯というスーパー銭湯にある電気風呂です。ビリビリして、初めて入った時はびっくりして跳び出しました。でも、「これで腰痛を治した」という先客の話を聞いて再挑戦し、いまでは入り浸っています。

それでは体験レポート。

お尻に電気が突き刺さりますが、ウーンと唸りながら我慢してゆっくり腰を下ろします。感電死していないことが確認できたら、肘を湯に浸けます。下ろした腰の両側の板から電気が出ているので、その板に肘を近づけていきます。最初はピリピリ、ピリピリという刺激を感じますが、さらに近づけるとビキビキギュワーンと筋肉が締め付けられる感じになり、なぜか中指が意志と無関係に反り返ってきます。あ～っ、このままでは腕が壊れる……というマゾヒスティックな快感を堪能したら腕を湯から引き上げ、しばらく揉みほぐします。これを、入浴料（回数券使用で1回600円）の元が取れたと思うまで繰り返します。

この3連休は3連チャンでテニス。しかもバックハンドを多く打ったので、さすがに肘に疲労感と鈍い痛みが残りましたが、たったいま電気風呂で解消してきました。