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![]() ![]() フェデラーがマッチポイント2本を握りながら勝ちを逃した。ファイナルセット、ゲームカウント5-3、フェデラーのサーブ、カウント40-15。ジョコビッチの表情が変わった。私には、それはあきらめのようにも見え、開き直りのようにも見えた。いずれにせよ、明か暗かでいえば、あきらかに明への変化であった。 勝利の望みを託したフェデラーの1stサーブがクロスに突き刺さる。飛びつきざま振り抜いたジョコビッチのリターンが倍返しとなってクロスに突き刺さり、フェデラーは追いつくことができなかった。あの場面であんなリターンができるのか。どういう心のメカニズムなのだろう。拍手と歓声。ここでジョコビッチは、跳躍前のハイジャンプの選手のように両手を上げて観衆を喜ばせている。次のリターンに臨む表情には笑みさえ浮かんでいた。 結局、2本のマッチポイントをしのいだジョコビッチがそのゲームをブレークして5-4とし、続く3ゲームを連取して、勝利をもぎ取った。終わってみれば、2セット・ダウンからの見事な逆転勝ちだった。 フェデラーが大きな勝ちを逃した40-15の前後。ジョコビッチはどういう心境だったのだろう? フェデラーは? 心のつぶやきを拾える集音マイクがあったら、さぞかしハードな心理戦が聞けたことだろう。 ●ご用とお急ぎでない方はワンクリックをお願いします。 ![]() ●もっとご用とお急ぎでない方は▶所長の読書ブログもご笑覧ください
by tennis_passtime
| 2011-09-11 06:55
| ●プロテニス
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