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![]() 重松清『スポーツを「読む」——記憶に残るノンフィクション文章讀本』(集英社新書)を読みました。 39人のスポーツライティングの書き手とその作品を紹介した本です。「スポーツライター」という括りを遥かに超える作家の名前もあります。適当な数人を例示しようと思いましたが、取捨選択が難しく、結局全部挙げてしまいました(ヒマか?) 山際淳司、沢木耕太郎、玉木正之、関川夏生、ロバート・ホワイティング、開高健(オーパ)、寺山修司(スポーツ版裏町人生)、村上春樹(Sydney!)、三島由紀夫(決定版 三島由紀夫全集に収める「実感的スポーツ論」やボクシング観戦記)、山口瞳(草競馬流浪記)、村松友視、村上龍(フィジカル・インテンシティ)、海老沢泰久、夢枕獏、高橋源一郎、ノーマン・メイラー、二宮清純、近藤唯之、佐瀬稔、大橋巨泉(競馬解体新書)、阿久悠(甲子園の詩)、虫明亜呂無、梶原一騎、水島新司、金子達仁、小松成美、佐山一郎、後藤正治、 最相葉月、夏坂健、増島みどり、小関順二、井田真木子、草野進、ターザン山本、吉田豪(男気万字固め)、浅草キッド(お笑い 男の星座2)、 豊福きこう、ホイチョイ・プロダクション(極楽スキー) もちろん読んだことのある本も多いわけですが、この本が紹介しているような深さでは読んでいませんでした(重松清の読みと比べてどうする)。批評が深く巧みなため、未読本はすべて読みたくなりましたが、そうもいきません。とりあえず次の5冊ぐらいを、おいおい読んでみようかと。 ・後藤正治『マラソンランナー』文春新書 ・豊福きこう『水原勇気1勝3敗12S』講談社文庫 ・海老沢泰久『F1地上の夢』朝日文庫 ・佐山一郎『闘技場の人』河出書房新社 ・最相葉月『東京大学応援部物語』集英社 残念なことに、テニスがテーマの作品は村上龍の『テニスボーイ・アラウンド・ザ・ワールド』(講談社)に若干の言及があるだけでした。出でよ、テニスの面白さと深さを書けるライター! われこそはと思う人は、この本が紹介する多様な39人から学ぶことをおすすめします。(私がボケてしまわないうちにお願いしますよ!) ●ご用とお急ぎでない方はワンクリックをお願いします。もうひと息でトップ100入りです!
by tennis_passtime
| 2010-01-17 19:21
| ●読書ノート
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