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全仏1R。ナダルが予選上がりのダニエルに7-5、6-4、6-3でストレート勝ちしましたが、2セット目中盤までのダニエルの健闘が印象に残りました。1stセット、ダニエルがブレークバックして5-5の五分に戻した時は、「初戦での番狂わせ」という見出しさえ一瞬頭をよぎりましたが、クレーコートの5セットマッチでは負け知らずのナダルが、徐々に差を広げて振り切りました。終わってみれば、負ける相手ではなかった、という感じです。まったくもって面白い勝ち方ではありませんが、これがナダルです。
それにしても、この試合を担当した実況アナウンサーと解説者は、もう少し中味のある話をできないものでしょうか。経験も見識もない素人の書きっぱなしブログにエラそうな切り捨てコメントは書きたくないのですが、さすがに聞いているのが辛くなりました。少しは準備のできた人を起用したらどうでしょう。(この話はここまでにします。ごめんなさい! 何事も慣れですからね。) 昨日の試合ですが、ヒューイットがカルロビッチに2セットダウンから逆転勝ちしました。スコアは6-7(1)、6-7(4)、7-6(4)、6-4、6-3でした。55本ものサービスエースを浴びながら、あきらめなかった粘り強さには頭が下がります。2007年の東京で、ヒューイットは顔を朱に染めてカルロビッチのサーブに飛びついていましたが、6-7(5)、6-7(6)で敗れました。両者サービスキープを続け、最後にサーブ力に勝るカルロビッチがタイブレークで振り切るというパターンでした。昨日の試合も完璧にそのパターンの再現でしたが、5セットマッチなので0-2では終わらず、ヒューイットがそこから逆転勝ちしました。次も勝てば3Rでナダルと対戦です。ヒューイットにとって厳しい試合になるでしょうが、最後まで全力で戦い抜く姿から学びたいと思います。 杉山愛は残念ながらアラバン・レゼーに3-6、2-6でストレート負けでした。ダブルスでの健闘を期待しましょう。 今夜はこれからフェデラーと森田あゆみの試合が放送されます。テレビの前で応援します。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2009-05-25 22:59
| ●プロテニス
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