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![]() ATP World Tour Insiderというニュースレターを講読しています(ATPのサイトから申し込めます)。今日届いた全仏ネタが面白かったので一部を紹介します。 ■5セットマッチで無敗のナダル ナダルのクレイコートの5セットマッチでの戦績は43勝0敗。5セット目まで行ったこと自体、2005年ローマ大会決勝のギレルモ・コリア戦、2006年同じくローマ大会決勝のフェデラー戦の2回しかなく、2試合とも5セット目は7-6で勝っている。 感想:恐るべき精神力と耐久力。今大会でフェデラーがナダルに勝つとしたら、3-0か3-1で一気に寄り切るしかないという感じがします。 ■ナダルとボルグ ナダルは今大会、全仏男子史上初の5連覇をめざしている。4連覇しているのはナダルとボルグ(1978~81年)のみ。ナダルの全仏での戦績は28勝0敗。5セット目までもつれた試合がない。4連覇中の失セットは、初出場の2005年が3セット、2006年は3セット、2007年1セット、そして昨2008年は1セットも落としていない。ボルグは全仏に8回出場して6回優勝、49勝2敗。4連覇中の失セットはわずか5セット。 感想:どっちも強すぎです。 ■フェデラーとアガシ 今大会が全仏出場11回目となるフェデラーは、6人目の生涯グランドスラム達成をめざしている。最後の生涯グランドスラム達成者はアガシ(1999年の全仏優勝で達成)だが、アガシが全仏で優勝したのは奇しくも出場11回目。10回目までの勝敗は、アガシが31 勝10敗、フェデラーが32勝10敗と似通っている。ちなみに、この2人以外のグランドスラマーはドン・バッジ(1938年に単年達成)、フレッド・ペリー、ロイ・エマーソン、ロッド・レーバー(単年達成を1962年と1969年の2回)。 感想:アガシは、全仏出場11回目でようやく優勝したとき29歳、全豪で最後のグランドスラム優勝を達成したときは33歳。フェデラーは現在27歳ですから、まだまだこれからです。単年グランドスラム(これが本当のグランドスラム)を2度もやってのけたレーバーはすごい。 ■全仏で優勝できなかった名選手 グランドスラム3大会を制しながら、全仏だけ優勝できなかった選手は、アーサー・アッシュ、ボリス・ベッカー、ジミー・コナーズ、ステファン・エドバーグ、ジョン・ニューカム、ピート・サンプラス。 感想:コナーズも勝てなかったんですね。 ■初優勝する選手が多く出る全仏 初のグランドスラム・タイトルを全仏で獲る選手が多い。オープン化以降、全仏で自身初のグランドスラム優勝を果たしたのは21人で、他の3大会より多い。マイケル・チャンが初優勝した1989年以降の20年間に限っても、2005年のナダルを含め、12人もの選手が全仏で初優勝している。その12人のうち、全仏以外でも優勝しているのはナダル、アガシ、ジム・クーリエ、エフゲニー・カフェルニコフの4人だけ。 感想:ジム・クーリエが好きでした。マイケル・チャンは走り回っていました。 ■今年の全仏に出場するグランドスラム・チャンピオン 今大会出場選手中、グランドスラムで優勝したことがあるのは8人。フェデラー(優勝13回)、ナダル(6回)、ヒューイット(2回)、サフィン(2回)、ジョコビッチ(1回)、フェレーロ(1回)、ガウディオ(1回)、ロディック(1回)で合計27回。モヤは欠場。 感想:ロディックはもう少し勝っているのかと思いました。ガウディオの名前は久しぶりに聞くような気がします。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。 ![]() ![]()
by tennis_passtime
| 2009-05-22 00:52
| ●雑学・技術・科学
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