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![]() 戦前の当研究所の予想通り、フェデラーは早いタイミングで仕掛け、速いタイミングでライジング気味の強打を続けました。アンフォーストエラー(25本)も多かったですが、ウィナー(25本)も多く、リスクを取る気迫が勝利につながりました。 ネットに多く出たことも効を奏しました。ナダル相手ですからパッシングも食らいましたが、前に出る気持ちがショット全般に良い影響をもたらしたと思います。ドロップショットも効果的で、ナダル相手にノータッチエースが2本(3本?)ありました。フォアの逆クロスの精度が上がれば、もっと楽だったかもしれない、という感想は贅沢すぎるでしょうか。 次の数字を見れば、フェデラーが攻撃的プレー、自分らしいプレーを貫いたことがよくわかります。 ■ウィナー/アンフォーストエラー フェデラー:25/25 ナダル:12/16 ■ネットポイント フェデラー:10/18 ナダル:1/2 2ndセット、5-4からのサービスゲームで0-30とナダルに先行されたときは、不安な気持ちになりました。もつれるとナダルの強靭な精神力が大きく立ちはだかります。しかし、そこでフェデラーは踏みとどまり、果敢なプレーを続けて勝利をもぎとったのでした。 ナダルは試合後、「いつもプレーしているクレーコートより速かった。フェデラーに合っていたと思う」と語りましたが、そういう面もあったのかもしれません。 さて、喜びに浸る間もなく来週から早くも全仏が始まります。フェデラーは「全仏で勝つことが今の最大の目標」と言っています。4度も煮え湯を飲まされたナダルを破ってグランドスラムを達成したいという思いは、想像を絶するほど激しいはずです。一方のナダルも、全仏5連覇への執念を燃やして乗り込んでくるはずです。ローランギャロスの赤土の上で、両者が再び決勝で相見えることを願います。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。 ![]() ![]()
by tennis_passtime
| 2009-05-18 01:55
| ●プロテニス
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