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4月28日、ATP(Association of Tennis Professionals:男子プロテニス選手協会)は北京で150のメディアを集めて記者発表を行ない、中国語の公式サイトをスタートさせたことを発表しました。
私は頻繁にATPのサイトを覗いています。英語なので記事を読むことはあまりなく、もっぱらドローやライブスコアをチェックしたり、動画や写真を楽しんだりしていますが、豊富な情報量と至れり尽くせりのサービス精神には感心させられます。日本語だったら記事ももっと読むだろうし、そうすればもっと興味を持ってツアーをウォッチするようになるだろうと思います。 これから中国のテニスファンは、中国語のATPサイトを楽しみながら、テニスへの興味を深めていくでしょう。中国のテニス人気もいっそう高まるのではないでしょうか。日本語でも公式サイトが実現すればうれしいのですが、ハードルは高そうです。 その中国語サイトですが、言葉がわからないので間違っているかもしれませんが、英語サイトのかなりの部分がそのまま移植されているように見受けられます。翻訳記事がアップされるまでのタイムラグ、中国独自のコンテンツの内容と分量なども興味のあるところです。記者発表の記事を読めば書いているのかもしれませんが。 中国では今年、10/5から北京でATPワールドツアー500、10/12から上海でATPワールドツアー・マスターズ1000とビッグイベントが連続開催されます。ATPが中国を重要なマーケットと考えていることがわかります。 東京では北京と同じ10/5からATPワールドツアー500が行われますが、有力選手は同カテゴリーの2大会のどちらに流れるでしょうか。選手が出場大会を選ぶ際のポイントとしては、賞金、ポイント、自身の年間スケジュール、コートサーフェス、会場の規模や環境、観客、宿泊や交通などのロジスティクス、開催地の魅力、スポンサーとの関係など、いくつものことが考えられますが、日中どちらの大会が活況を呈するでしょうか。 シャラポワ、フェデラー、錦織と目玉選手の出場が続いて注目を高めてきた東京ですが、AIGのスポンサー撤退など不安要素を抱えており、世界の注目を一気に中国に持っていかれる恐れもないとは言えません。ふと心配になってフェデラーのスケジュールをチェックしましたが、東京に出場する予定は変わっていないようです(東京のあと上海に出場)。テニス関係者(とくにマーケティング方面)にはぜひ頑張っていただきたいところです。
by tennis_passtime
| 2009-04-29 01:22
| ●はみだし日記
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