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女子決勝。サフィーナの戦いぶりを楽しみにしていましたが、勝負になりませんでした。セレナ・ウィリアムズの前に0-6、3-6の完敗を喫しました。1stセットはわずか22分、たった8ポイントしか取れませんでした。
サフィーナは緊張のためか動きに生彩がなく、まったく自分を出せず消化不良のまま終わりました。たまに力強いショットも放ちましたが、それ以上にミスを連発しました。試合が終わって握手をするとき、表情は悲しげで、うつろでした。かなり傷ついたようです。 私の観察では、サフィーナは闘争心は強いけれど怒りやイライラで自滅するというメンタルな弱さを抱えていたように思います。それを克服できたことで、トップを窺えるポジションに一気に駆け上がってきたと見ていました。たいていの解説者が同じことを言っていますし、それはたぶん間違っていないと思うのですが、今大会、彼女が垣間見せたメンタルな弱さがあったとすれば、怒りやイライラではなく、優しさや弱気だったようです。メンタルをコントロールすることは、スーパーショットを放つことより、はるかに難事業なのだということを感じました。 明日は男子決勝。ナダルもフェデラーも、メンタル面の強さでは常人の域を超えています。スピード、パワー、テクニック以上に、ハートの強さを競う厳しい闘いとなることでしょう。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2009-01-31 20:00
| ●プロテニス
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