ナダル、5時間14分の熱戦を制す

ナダルvsベルダスコ、すごい試合でしたね。ナダルが6-7(4)、6-4、7-6(2)、6-7(1)、6-4のタイブレーク3回を含むフルセット、5時間14分の熱戦を制しました。トータルポイントはナダルが193、ベルダスコが192、わずか1ポイント差でした。それぐらい差がない試合でした。

ベルダスコの強打がナダルにどれぐらい通用するか興味津々でしたが、通用しまくりました。ウィナー（サーブ含む）はナダルの52本に対してベルダスコは95本。圧倒したと言ってよいでしょう。しかし、それだけリスクの高いショットを打ち続けたということでもあり、アンフォースト・エラーはナダルの25本を大きく上回る76本でした（バックハンドのミスがやや多かった印象です）。ウィナーで43本上回りましたが、アンフォースト・エラーも51本多く、荒っぽく言えば、ナダルが守り勝ったということになるでしょうか。

これで決勝はナダルvsフェデラーとなりました。フェデラーがどんな心理状態とゲームプランで試合に臨むか、注目です。


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