ジャパニーズ・ワンダーウーマンに世界がびっくり！

全豪オープン。かつてのセミファイナリストが13年ぶりに、それも予選を勝ち抜いて本戦に帰ってきたことに、大会も注目しています。以下は大会公式サイトに掲載された記事からの抜粋。

メルボルンパーク最年長の38歳が本戦入りを決めた。1994年の全豪でベスト４、1995年にはキャリア最高の世界4位に到達した伊達公子だが、過去のことではなく将来のことに集中している。「セミファイナルに進んだとか、トップ10だったとか、昔のことを考えていたら予選は戦えません」

若い選手に比べれば疲労回復に時間がかかるが、ロッカールームで会ったスタブスとのおしゃべりでくつろいだようだ。「グッドジョブって言ってくれたわ。『私は37歳、あなたは38歳、これでもう私は最年長じゃなくなった』とか、『ダブルスでは相手ペアの合計より私一人のほうが年上のこともあるのよ』とか、そんな話をしました」

伊達は年齢は数字ではないことを証明した。「3試合やって、フィジカルに問題はない。年齢は気にしない」そうは言うものの、体の状態が自分の今後を決めることを認めているし、頭の片隅にはアキレス腱の古傷のことがある。そのため、遠い先のことをあれこれ考えるより、一日一日に全力を尽くすという姿勢だ。「次に何を目指すか、これから考えるわ」そう言って日本のワンダーウーマンは笑った。

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