バックハンドのドロップショットvsフォアハンド

錦織の1Rの相手も見ておきましょう。ユルゲン・メルツァｰ（Jurgen Melzer）、オーストリアの28歳。世界ランキング32位、182cm、80kgのレフトハンダーです。子ども時代に好きだったのはエドバーグ、シュティッヒ、ラフター（ちょっと似ていなくもない）。写真を見るとパワフルそうですが、目はやさしそう。

おもしろいのは、「好きなショットはバックハンドのドロップショット」と言っていること。「好き」という言葉をどう解釈すればよいのでしょう？ 武器として多用しているということなのか？ （あまり使わないけど）決まると痛快、ということなのか？ ただの冗談なのか？ 試合を注目しましょう。

ちなみに、錦織は「得意なショットはフォアハンド」と言っています。メルツァーのバックハンド・ドロップショットを錦織のフォアハンドが粉砕するシーンが目に浮かびます。

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