
全豪オープンの予選を戦っているクルム伊達公子が、2RでMaret Aniを6-4、4-6、6-0のフルセットで下しました。次の試合に勝てば本戦入りです。そんな伊達を、全豪オープンの
公式サイトの記事が取り上げています。以下はその記事の要旨です。
かつて世界4位、1990年代中頃にはトップ10常連だった伊達(発音はDAH-tay)が、引退を発表した1996年以来の本戦入りをめざして全豪の予選を戦っている。キャリアの第2段階でのゴールについて、伊達は「テニスが好き、スポーツが好き、チャレンジするのが好きなんです。ただテニスを楽しんでいます」と語る。
復帰後の成績を見ると、伊達の前途は明るい。ITFのタイトルを3つ獲得し、ランキングも198位まで上げた(現在184位)。「引退前は、プレッシャー、大会から大会への移動、ストレスでテニスを楽しめなかった。いまは、そのころより楽しんでいます」
伊達はどこまで行こうとしているのか? 「ゴールは何かとみんながたずねるけど、それは考えたくない。今はただ、テニスが好きで、楽しんでいるだけなんです。少なくとも去年よりは高い場所に行きたい。2、3カ月ごとに次の目標を考えます」
40歳に近い年齢を考えると、伊達のテニスは立派なものだ。プレーはコンパクトで効率的、ボールを捉えるタイミングは早く、コートカバリングも俊敏、そして大切なポイントを逃さない。しかし、サーブとグランドストロークは、ヤンコビッチ、イワノビッチ、ウィリアムズ姉妹など、現在のトップと戦うには非力で、そのことは本人も認めている。「私のころよりフィジカルの水準もアップしているし、スピードも速い。ちょっと様子が違う」
とはいえ、伊達は自分のフィジカルは向上したという。ピラティスや走り込みなどのトレーニングを楽しみ、マラソンも3時間27分という見事なタイムで完走した。その結果、スタミナは増した。「以前より体には気をつけている。以前は走るのは嫌いだったけど、この年になったら、ボディケアはおろそかにできませんからね」
伊達はあと1回勝って本戦入りを達成できるだろうか? 「相手が誰かは関係ない。ただボールに集中するだけです」
伊達のツアー復帰(2008年テニス10大ニュースの6位)は
こちら
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