カテゴリ
記事ランキング
最近読んだ本
おすすめリンク
以前の記事
検索
その他のジャンル
|
お待たせしました。錦織の大躍進が2008年テニス界のトップニュースです! 2月に、デルレービーチ(フロリダ)で世界ランキング12位のジェームズ・ブレークを破って優勝。日本のテニスファンを驚かせました。その後もナダルからセットを奪ったり、全米オープンでは世界4位のフェレールを破るなど、大活躍しました。
「エアK」をはじめとする多彩なショットを持ち、ゲームの発想が豊かで、メンタル面も割り切りがよくなかなかタフ。見ていてほんとうに楽しいプレーヤーで、スター性を感じます。 ■驚異のランキング217アップ! ATPサイトの2008 SINGLES CENTURY CLUBSという記事によると、2007年末から2008年11月3日(ほぼ年末)にかけて、世界ランキングを100以上アップさせた選手が9人いるそうです。アップ数が最高だったのが錦織の281です。来年はいくつアップするのでしょう? ワクワクします。ナダルは「トップ10に入る選手だ」と称賛しましたが、いきなりそれは高望みだとしても、20上げれば44で松岡修造を抜いて日本人歴代最高となります。 以下にATPの表を引き写しました。各行の最初の数字はアップ数。国名の次の数字は年齢(12/30時点)。矢印の尾側は2007年末ランキング、先は2008/11/3ランキング。 217 Kei Nishikori(日本19)281 → 64(年末ランキングは11/27に到達した63位) 178 Sergiy Stakhovsky(ウクライナ22)262 → 84 157 Diego Junqueira(アルゼンチン28)239 → 82 119 Christophe Rochus(ベルギー30)191 → 72 118 Eduardo Schwank(アルゼンチン22)175 → 57 116 Thomaz Bellucci(ブラジル21)199 → 83 115 Philipp Petzschner(ドイツ24)184 → 69 110 Jeremy Chardy(フランス21)188 → 78 100 Rainer Schuettler(ドイツ32)130 → 30 ■1月4日ブリスベーンで錦織始動 シーズンオフの短いテニスは、年明けすぐの1月4日に2009年シーズンが開幕します。錦織の2009年シーズンも同時に始まります。出場を予定している1月の大会は以下の通りです。 ・1/4 ブリスベーン・インターナショナル(オーストラリア) ・1/12 ハイネケン・オープン(オークランド、ニュージーランド) ・1/19 全豪オープン(メルボルン) ■プロジェクト45 ATPサイトに、錦織について詳しく書いたProject 45 No Longer A Secretと題する記事が掲載されています。「プロジェクト45」というのは、錦織を世界45位に到達させるためのニック・ボロテリ・テニスアカデミーの取り組みを指しています。松岡修造が到達した日本人男子最高位の46位を超えるのが当面の目標ですが、「錦織が良いコンディションを維持するなら、プロジェクト45はあっという間にプロジェクト10へと照準を合わせ直すことになるだろう」と結ばれています。長文の英文記事ですが、ありがたいことに、フェデラーファンさんによる翻訳がテニス・フォトジャーナリスト塚越亘氏のブログ「テニスジャパン」に掲載されています。読めば錦織の試合を見るのが楽しくなると思います。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2008-12-30 21:14
| ●プロテニス
|
ファン申請 |
||