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![]() 伸び率はデルポトロ(年初50位→年末9位)には及びませんが、今年のマレー(9位→4位)は「強くなったなあ」と感じさせます。年初の9位から、一時は22位まで落ちましたが、4位で2008年を終えました。 2008年はATP5大会で優勝し、グランドスラム(全米)の決勝に進出しました。イギリス人がGSの決勝に進んだのは1997年全米のグレッグ・ルゼドスキー以来。イギリス人がランキング4位で1年を終えるのは36年ぶり。 2006年に東京(有明)に来た時、兄のジェイミー・マレーと組んだダブルスの2R(QF)を観戦しましたが、あっさり負けました。19歳の若さでフェデラーに勝った選手だというので注目されていましたが、線も細いし、何がうまいのかよくわかりませんでした。その印象が強く、これまでは、マレーの試合が放送されてもそれほど見たいという気にならなかったのですが、今年のマレーは力強く、見ていて面白かったです。特にウィンブルドン4Rのガスケ戦(5-7、3-6、7-6(3)、6-2、6-4で大逆転勝ち)は鳥肌ものでした。 大チャンピオンのサンプラスは、マレーについて、「フェデラーやナダルと紙一重のレベルに来ている」と語っています。「あとわずかでビッグタイトルに手が届く。来年は間違いなくやると思う。彼は本物だ」。全米ではフェデラーにいいところなく敗れましたが、「足りなかったのは自信だけ。勝てると思わずに戦っていたように見えた。でも、まだ21歳と若いし、時間はたっぷりある」。 そのフェデラーに対しても通算成績を見れば4勝2敗と勝ち越しています(2008年の全米の後、マドリッドのSFと上海のラウンドロビンで勝っています)。ナダルには1勝5敗と分が悪いですが、5敗後、いちばん最近の対戦(2008年の全米SF)で勝っています。ジョコビッチにも2勝4敗ですが、4敗の後、やはり最近の対戦(2008年のカナダQFとシンシナティF)で連勝しています。イギリス期待の星の来年が楽しみです。 ・1987年5月15日生まれ ・ダンブレイン(スコットランド)生まれ ・190cm、84kg、右利き ・プロ転向2005年 ・3歳でテニスを始める ・父ウィリアムは小売業の地域担当マネジャー ・母ジュディはスコットランド・ナショナルチームのコーチ ・1歳上の兄ジェイミーもプロテニス選手 ・サッカーとテニスをして育つ。サッカーチームのグラスゴー・レンジャーズにスカウトされたことがある。 ・好きなコートはクレー ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2008-12-24 23:47
| ●プロテニス
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