第7位 女子No.1混戦！……2008テニス10大ニュース

2008年の女子テニスは、世界ランキング1位が、めまぐるしく入れ替わりました。交替の日付を振り返ってみましょう。

(1月7日) エナン
エナンが１位で新年を迎えました。エナンは2007年3月以来、61週の長きにわたって１位をキープしましたが、5月14日に引退を表明しました。

5月19日　シャラポワ
エナン引退の翌週、シャラポワが1位になりました。1位になってからは早いラウンドでの敗退と棄権が続き、8月のモントリオール（3R棄権）以後は、故障のため試合に出ていません。

6月9日 イワノビッチ
シャラポワに代わって1位になったのが、全仏を制したイワノビッチですが、彼女もその後は早いラウンドでの敗退が続きました。私は有明でイワノビッチを見るのを楽しみにしていましたが2R敗退で見られませんでした。ケガや病気にも悩まされました（北京オリンピックは右手親指負傷で欠場）。

8月11日 ヤンコビッチ
そんなイワノビッチに代わって1位になったのが同じセルビアのヤンコビッチでした。ヤンコビッチは1位になってからも安定した結果を残していますが……

8月18日 イワノビッチ
翌週にはイワノビッチが1位の座を奪還しました。この時期は北京オリンピック（テニスは8/10～17）で、ヤンコビッチはQF進出、イワノビッチは欠場しているので、1位復帰は昨年獲得したポイントの消滅によるものということになります。

9月8日　セレナ・ウィリアムズ
そんなセルビア人2人の背後に迫っていたセレナが、全米に優勝して、5年1カ月ぶり（1位から転落して再び復帰した期間としては男女通じて史上最長）に1位に返り咲きました。返り咲きましたが、優勝疲れのせいか、次のシュツットガルト2R敗退でまた転落しました。

10月6日　ヤンコビッチ
8月は「7日天下」に終わったヤンコビッチでしたが、安定した成績で再び1位に浮上。年末のランキング1位はヤンコビッチということになりました。

わずか1年を振り返るのにずいぶん骨が折れました。来年、ランキング1位の座に着くのは誰でしょうか。私は現在3位のサフィーナに注目しています。1位奪取もあるのではないかと思っています。

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