第8位 10代の女子選手が躍進！……2008テニス10大ニュース

女子テニスでは若い選手が活躍するのは珍しくありませんが、2008年はランキング20位以内10位以内に10代の選手が5人も入りました。数字は年末ランキング（カッコ内は2007年末ランキング）。写真は左からランキング順。

10（26）　アグネスカ・ラドバンスカ（1989年3月6日生まれ）ポーランド
12（64）　キャロライン・ウォズニアッキ（1990年7月11日生まれ）デンマーク
15（30）　ビクトリア・アザレンカ（1989年7月31日生まれ）ベラルーシ
16（57）　エリーゼ・コルネ（1990年1月22日生まれ）フランス
19（52）　ドミニカ・シブルコバ（1989年5月6日生まれ）スロバキア

女子テニスはそれほど注意深く追いかけているわけではありませんが、ラドバンスカはずいぶん活躍した印象が残っています。トップに迫る力があるのではないでしょうか。気まぐれに書いている大会前の「ベスト8予想」でも何度か名前を挙げたことがあります。今年はパタヤ、イスタンブール、イーストボーン（イギリス）の3大会で優勝しました。

ウォズニアッキは有明のAIGオープンで優勝しました。スタンドで観戦しましたが、バランスの良い体型と活きのよさ、ガッツ、笑顔が記憶に残っています。ほかにストックホルム、ニューへブン（アメリカ）、オーデンセ（デンマーク）でも優勝しています。

コルネは線が細そうで、正直ここまで上がってくる選手とは思っていませんでしたが、いつの間にかフランス人トップです。ブダペストで優勝しています。有明にも来ていますが、観戦したかどうか記憶がありません（所長がそれでいいのか！）

アザレンカとシブルコバは、まだ優勝はなく、私もプレーを見たことがありません。アザレンカはローランギャロス4回戦、他のグランスラムは3回戦に進出、安定しているように見受けられます。シブルコバは身長161センチと小柄ですがパワーはありそうです。

来年はこのうち何人がトップ10に入るでしょうか？ 彼女たち以外に、新たな10代の台頭はあるのでしょうか？

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