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コート狭しと走り回るフットワークと果敢なネットダッシュ。大きく振り切る片手バックハンド。そして不屈の闘志。ファンだっただけに、エナンの引退はショックでした。 ファンでなくても驚いたはずです。全仏の直前予測では多くのメディアがエナンを優勝候補に挙げていました。過去4回も優勝した全仏直前にエナンが引退するなどとは、誰も思ってもみなかったことでしょう。 ■ジュスティーヌ・エナン(JUSTINE HENIN) ・1982年6月1日、リエージュ(ベルギー)生まれ。 ・167cm、57kg ・右利き、もちろん片手バックハンド ・プロ転向1999年1月1日 ・引退2008年5月14日。 ■戦績 ・グランドスラム優勝7回(全仏4、全米2、全豪1)。 ・WTAツアー優勝41回(グランドスラムを含む)。 ・アテネオリンピックで金メダル ・引退前年の2007年は10大会で優勝(全仏、全米、シーズン末のソニー・エリクソン・チャンピオンシップを含む)。 ・病気とケガが重なった2004年9月から2005年3月までの7か月を除いて、2002年から2007年にかけて最高のパフォーマンスを発揮。 ・2007年、1 シーズンで500万ドル以上を獲得した最初の女子テニス選手となる。 ・生涯獲得賞金19,461,375ドル ・61週連続世界ランキング1位(通算在位117週)で引退。 ・世界ランク1位で引退した唯一のテニスプレーヤー。 ■生い立ち・私生活など ・2歳で初めてラケットを握る。 ・6歳でレッスンを受け始める。 ・1992年、10歳のとき、母親といっしょに全仏のグラフ対セレスの決勝戦を観戦。いつかこの大会で優勝すると母親に言う。その2年後に母が亡くなる。 ・プロ転向前からのロドリゲス・コーチとの関係は引退まで続いた。 ・家族との離別と和解、母の死、離婚など、私生活では試練を体験する。(家族との離別と和解については、それこそ「離別」「和解」という抽象的な言葉でしか報道に接したことがなく、「家族」が誰を指すのかを含め、詳細は知りません。) ・小児ガンの子どもを支援する慈善活動、ジュスティーヌ・ウィナーズ・サークル(Justine's Winners' Circle)を展開。 ・テニスアカデミー開設。 ■2008年の成績 ・1月 シドニー 優勝 ・1月 全豪 QFでシャラポワに敗れる(4‐6、0‐6) ・2月 アントワープ 優勝 ・3月 ドバイ QFでスキアボーネに破れる(6‐7(3)、6‐7(4)) ・4月 マイアミ QFでセレナに敗れる(2‐6、0‐6) ・5月 ベルリン 3Rでサフィナに敗れる(7‐5、3‐6、1‐6) ・5月 14日に引退発表(全豪開幕の12日前) 2008年も2回優勝していて、他の選手だったら文句なしの成績ですが、やや淡白とも見える敗戦があるのも事実です。燃え尽きたのでしょうか。引退は2007年後半から考え始めたと語っています。復帰を期待したいですが、体格とプレースタイルを考えると、難しいかもしれません。今後、どんなキャリアを築いていくのでしょうか。 ■年末ランキング推移 ・1998-226 ・1999-69 ・2000-48 ・2001-7 ・2002-5 ・2003-1 ・2004-8 ・2005-6 ・2006-1 ・2007-1 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2008-12-12 23:47
| ●プロテニス
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