カテゴリ
記事ランキング
最近読んだ本
おすすめリンク
以前の記事
検索
その他のジャンル
|
ATPが2009年の大会運営というか事業活動の変更点を発表しました。骨子は以下のとおりです。
・マーケット重視の大会開催地の再編(お金のあるところに移るということですね)。 ・クラスがわかりやすい大会名称に変更(優勝ポイントが大会名につきます) ・TV放送とウェブストリーミングの強化(映像を楽しめるファンが増えます)。 ・魅力向上のための10億ドルの投資。うち8億ドルは各国の会場設備投資(会場はATPの所有物ではないはずですから、ATPも一部を負担するということでしょうか?) ・デビスカップの日程を調整してプレーヤーの負担を軽減。 開催地の再編と名称変更は以下のとおりです(カッコ内は大会数)。 ■グランド・スラム(4) → グランド・スラム(4) ■マスターズ・シリーズ(9) → ワールド・ツアー・マスターズ1000(9) ■インターナショナル・シリーズ・ゴールド(9) → ワールド・ツアー500(11) ■インターナショナル・シリーズ(43) → ワールド・ツアー250(38) ■グランドスラム(4大会) 1月の全豪(メルボルン)、5月の全仏(ローランギャロス)、6月の全英(ウィンブルドン)、8月末の全米(ニューヨーク)は変わりません。 ■ワールド・ツアー・マスターズ1000(9大会) 追加は上海、減少はWT500に格下げとなるハンブルグで、1増1減の現状維持。上海は年末のマスターズカップを2004年から2008年まで4回開催しましたが、2009年のマスターズカップはロンドン開催です。 ■ワールド・ツアー500(11大会) 追加はWTM1000から格下げのハンブルグ、WT250から格上げのワシントン、北京、バーゼル(スイス)の計4大会。減少はWT250に格下げのシュトゥッツガルト、大会終了のキッツビュール(オーストリア)の2大会。4増2減の2大会増。 東京(有明)開催のジャパン・オープンはこのカテゴリーですが、格上げで並んだ北京が同じ10/5開催、その翌週の10/12には上海で格上のWTM1000が開催です。フェデラーはすでに東京参戦を発表していますが(北京に変えないでね)、有力選手が中国に流れる恐れがあり心配です。 ■ワールド・ツアー250(38大会) 追加はヨハネスブルグ、イーストボーン(イギリス)、ウィーン、WT500から格下げのシュトゥットガルトの4大会。減少はラスベガス、バレンシア(スペイン)、ワルシャワ、ノッティンガム、アメルスフォールト(オランダ)、バンガロール(インド)、WT500に格上げのワシントン、北京、バーゼルの9大会。4増9減の5大会減。(ほかにブリスベーンがアデレードに移動。1/4開幕のアデレードが2009年ツアーの幕開けとなります)。 ということで、テニスファンのみなさん、あと3週間と少しで夏のオーストラリアからテニス・シーズンが始まります。ATPの年間カレンダーはこちら。 ●ご用とお急ぎでない方は下のアイコンに応援のワンクリックをお願いします。
by tennis_passtime
| 2008-12-10 00:56
| ●プロテニス
|
ファン申請 |
||