カテゴリ
記事ランキング
最近読んだ本
おすすめリンク
以前の記事
検索
その他のジャンル
|
明日
私が決勝で見たい2選手は、準決勝に進出して勝つことが確定します。準決勝で見たい4選手は、準々決勝に進出して勝つことが確定します。この調子で全127試合を確定することも不可能ではありませんが、知らない選手も多く、誰を見たいのかわからないため、ベスト8までにしておきます。 ■決勝 錦織(5) vs ナダル(6) 錦織が10本のマッチポイントをしのいでフルセット逆転勝利しました。 ■準決勝 錦織(5) vs フェデラー(2) ナダル(6) vs キルギオス(29) キルギオスは今月初めのマドリードでフェデラーと対戦し、6-7(2), 7-6(5), 7-6(12)という壮絶なスコアで勝利した20歳の若武者。今回の相手はナダルですが、見たい選手なので準決勝進出が確定しました。 Nick Kyrgiosという名前の読み方も確認したい。余談ですが(すべて余談みたいな記事で余談というのも変ですが)NHKは外国人選手の名前をユニークな呼び方をするので、WOWOWとNHKの両方で放送されたら、その点も注目です。NHKはかつてフェデラーを「フェデレ」、ジョコビッチを「ヨコビッチ」と言っていました。言っていないとは言わせません(力んでどうする)。 それにしても、ジョコビッチがヨコビッチと呼ばれていたころ、2015年の全仏でフェデラーが第2シードをキープし、ナダルが第6シードで出場するなどということを、世界中で私以外の誰が予想したでしょうか。 ■準々決勝 錦織(5) vs ツォンガ(14) フェデラー(2) vs スタコースキー ナダル(6) vs ジョコビッチ(1) キルギス(29) vs ヒメノトラベル 不調をかこつナダルが第6シードに入ったために、ジョコビッチとナダルという準決勝級の対戦(錦織がいるので決勝戦での対戦は論理的に不可能)が準々決勝となりました。勝つのは、決勝で見たいから準決勝に進むことが決まっている……え、もういいですか?ごもっとも。 スタコースキーは2013年のウィンブルドン2回戦で、徹底したサーブ&ボレーでフェデラ—を破った選手。絶滅危惧種に認定されている同じ戦術をクレーコートでも敢行するのか注目。私のなかでは記録より記憶に残る選手の上位にランクインしている。ライバルはもちろん鈴木貴男選手です。 ヒメノトラベルは、名前を見るたびに旅行会社に勤める知人の姫野さんを思い出させてくれる選手。どんな顔をしている選手か見たいので準々決勝進出が決まりました。名前の読み方は、ぜひヒメノトラベルでお願いします。 以上、全仏オープンのベスト8予想でした。 #
by tennis_passtime
| 2015-05-23 11:23
| ●プロテニス
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2106ページ ナイス数:44ナイス パッチギ!的―世界は映画で変えられるの感想 「パッチギ!」は観たし、監督が井筒監督ということは知っていたけど、プロデューサーが李鳳宇(リ・ボンウ)とは知らなかった。というか、李鳳宇という人を知らなかった。著者が育った在日朝鮮人社会の状況や反骨パワー、多大なリスクを背負って行う映画の制作や配給に注ぐ情熱が、バチバチ火花を散らす本だ。まさに「世界は映画で変えられる」(副題)という感じ。観たい映画がたくさん増えました。「シュリ」「月はどっちに出ている」「北京ヴァイオリン」「オアシス」「ジダン」あたりから。もちろん「パッチギ!LOVE&PEACE」も。 読了日:4月29日 著者:李鳳宇 残念な教員 学校教育の失敗学 (光文社新書)の感想 学校ルポでも教育評論書でもなく(そういう面もあるけれど)、基本的には教師向けのハウツー本。指示、指名、発問、板書、机間指導、評価…など、きわめて具体的な見出しが並び、その中身は門外漢にも興味深い。それが新書(教育専門書ではなく)になって売れているというのも面白い。著者は新聞記者、フリージャーナリストを経て28歳で国語教師になった人。現在40歳。青年教師の真剣な思いがほとばしっている。「評価」には最低でも5万パターンほどの形式が表れるという第3章が私には興味深かった(よかったら立ち読みでもそうぞ)。 読了日:4月29日 著者:林純次 渡辺明の思考: 盤上盤外問答の感想 ファンからのさまざまな質問に将棋の渡辺明九段が答える本。質問の多くは普通すぎて、目次を見て一瞬拍子抜けしましたが、それをきっかけに展開する渡辺氏と後藤元気氏(将棋ライター)の縁台将棋のようなやりとりが楽しかった。ときどき真剣な話題もあります。盤面図が出てくるような質問と回答は、ある程度の棋力がある人には面白いのでしょうが、そのへんは私は飛ばし読み。渡辺明九段に親しみがわきました。 読了日:4月13日 著者:渡辺明 知日 なぜ中国人は、日本が好きなのか! 読了日:4月10日 著者:毛丹青,蘇静,馬仕睿 辞書になった男 ケンボー先生と山田先生の感想 「明解国語辞典」を作った見坊豪紀と"助手"の山田忠雄。同級生2人は後に決別し、見坊が「三省堂国語辞典」(三国)を、山田が「新明解国語辞典」(新明解)を作った。内幕暴露本かと誤解しかけたが、読み進むにつれ、対照的な二人の個性と二つの辞書を通して浮かび上がる言葉の世界にぐいぐい引き込まれた。<いゆう【畏友】尊敬している友人。(『三国』三版)>、<おんじん【恩人】恩を受けた人。世話になった人。(『新明解』四版)>という語釈から、最後には両雄が心を通わせたことがうかがえる。辞書出版の舞台裏も興味深かった。 読了日:4月9日 著者:佐々木健一 日本人は人を殺しに行くのか 戦場からの集団的自衛権入門 (朝日新書) 読了日:4月6日 著者:伊勢崎賢治 「衝動」に支配される世界---我慢しない消費者が社会を食いつくす 読了日:4月6日 著者:ポール・ロバーツ/神保哲生解説 優柔不断術の感想 「とりあえず、ビール、2本ぐらい」と注文し、「いずれそのうち」と先延ばしにする日本人。「ぐらい」とは何か。「そのうち」とはいつか。本書は、とかく評判の悪い日本人の優柔不断や先送り精神について、そのよってきたる所以と今日的価値を考察したユーモラスなエッセイ。決断疲れの現代社会と戦争に傾斜しがちな国際政治への処方箋として読みました。「ものごとに対して不断の優柔をもって挑む。これはかなりの意志の強さを必要とするものだと思う。そういう腹さえあれば、多少の論理の綻びなんて、いかほどのものであろうか」(p.139)。 読了日:4月5日 著者:赤瀬川原平 読書メーター #
by tennis_passtime
| 2015-05-09 18:22
| ●読書ノート
2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2697ページ ナイス数:48ナイス 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論の感想 10年前の本だが辺野古問題が当時から続いていることに問題の根の深さを感じる。「ヘリポート ファック・ユー! 奇しくも左翼と同じ意見になってしまうが目的は違うんだぜ!」。「自衛隊も米軍の傭兵となって世界中でアメリカの侵略と占領を手伝えるようになるのかもしれない。サヨクが今、感じている危惧は、ほとんどわしと共通するのだろうが、それはサヨク諸君が自国防衛すら拒否してニートになっていたせいではないか!」。命が大事という価値観を功利主義として切り捨てる愛国心には与し得ないが、沖縄を切り捨て続ける日本への批判は鋭い。 読了日:3月29日 著者:小林よしのり 謎の独立国家ソマリランドの感想 この著者の本どれもメチャ面白い。不思議の国ソマリランドの深部に分け入った本書も面白い。常識的価値判断から自由なところで、見たこと以外は全部うわさ話とばかりに体当たり取材をする"フリージャーナリスト界の南伸坊"は、英語もフランス語もソマリア語も操るサムライでした。海賊の日当や武器レンタル代、通訳や仲介役長老への支払いなども含めた海賊行為の収支見積り(p305)なんて、この著者以外に取材できないのではないか。500ページ超の面白本の魅力、とても255字(読書メーターの制限字数)では書ききれません。6字余った。 読了日:3月25日 著者:高野秀行 世界一やせる走り方の感想 タイムを云々する前に体重を落とす必要があると気づいたので読んでみました。Amazonのダイエット・エクササイズ分野1位(2015/3/22)とは、我ながら本を選ぶ目がある(笑)。算数部分のみお裾分けします。①体脂肪1kg落とすのに7,200kcalの消費が必要。②消費カロリー=体重(kg)×走行距離(km)。③体重70kgの人が半年で体重5kg減らすには、5kg÷24週=210g/週の体重減。①②より210g×7.2kcal÷70kg=走行距離22km/週となりました。これなら可能。前祝いにビールで乾杯! 読了日:3月22日 著者:中野ジェームズ修一 十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争の感想 中国13億人の頂点に立つ習近平の人物と、彼が戦った権力闘争の内幕、敗れ去った人々の天国と地獄を綴った本である。粘り強い取材と巧みなテーマの取り回し(「第1章 愛人たちが暮らす村」「第2章 習近平の一人娘を探せ」……)によって読み応えは満点。江沢民と(江沢民に縛られた)胡錦濤の20年間に進んだ政治腐敗にメスを入れ、権力基盤を短期間で築いた習近平に対し、著者(朝日新聞記者)は、経済格差や環境汚染などの難問解決に期待を寄せる一方、権力の一極集中による暴走を危惧もしている。大国の指導者に賢明な舵取りを望みたい。 読了日:3月16日 著者:峯村健司 ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1の感想 『戦争論』(1998年)で一世を風靡した著者は現在、ネトウヨ跋扈の元凶と見なされているらしい。何を言うか、よく読め、と書いたのがこの本。同意できない点は当然あるが、共感できる点も多かった。嫌韓本に群がる人々の心理的貧困を分析した部分にも納得。敗戦の事実をめぐって日系ブラジル人社会が大混乱したことは知っていたが、あらためてホントにあったことなんだと感じた。「人は信じたい情報しか信じないのである!」という指摘は日本の現在そのものです。(けんそんかましてよかですか?「私もその一人だという自覚は持っています」) 読了日:3月7日 著者:小林よしのり 橘玲の中国私論---世界投資見聞録の感想 肩書きをつけにくい幅広い著者という印象があります。お金の動きから社会を読み解き、生活を防衛する(儲ける)方法を説く人というところでしょうか。イデオロギー的な色眼鏡ではなく、政治や経済の視点から、日本にとっての「中国という大問題」を浮かびあがらせています。反中でも親中でもありませんでした。この著者らしく、経営や投資のヒントも多く含まれていますが、そのへんの感度がにぶい私には、「国家同士のくだらない諍いを離れてつきあえる友ができたなら、これほど素晴らしいことはないだろう」という最後の一行が印象に残りました。 読了日:3月7日 著者:橘玲 日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのかの感想 ①日本のエリート官僚と在日米軍トップが60年にわたり毎月2回会議を開いており(日米合同委員会)、②そこでの合意(議事録に残る合意と残らない"密約"がある)の総体(安保法体系)は公表されないが、③日本の国内法より上位の法体系であることが最高裁判決で確定しているので、④鳩山首相は失脚し、原発は再稼働されようとしている。……陰謀論のようだが驚くべき真実。太っ腹な集英社が104ページまで無料公開中。http://www.shueishaint.co.jp/pdfdata/0236/nihonhanaze.pdf 読了日:3月7日 著者:矢部宏治 ナショナリズムをとことん考えてみたら (PHP新書)の感想 著者の春香クリスティーンは、日本人とスイス人のあいだに生まれたタレント。1992年生まれ。テレビ番組で発したコメントがもとで激しいバッシングに遭い、日常接する親切な日本人と、ネットに渦巻く激しい否定語のギャップに驚く。スイス的感性で素朴な感想を語っただけなのに。右翼って何?左翼って何?それを探求するなかで、そもそも政治的なことに関心を持たない若者が多いことや、意見があっても話題にしにくい空気を危惧するようになる。そのあたりを揉みほぐし、もっと政治を自分の生活の問題として考えようと呼びかける本。 読了日:3月7日 著者:春香クリスティーン 読書メーター #
by tennis_passtime
| 2015-04-03 23:25
| ●読書ノート
中野ジェームズ修一著『世界一やせる走り方』(サンマーク出版、2015)を読みました。著者はフィジカルトレーナー。マラソンのタイムを良くするためになんとか体重を落としたいと思っているいまの私にとって、有益な情報が、納得できる根拠とともに簡潔に書かれていました。頭に入れておきたいポイントを抜き書きしました。 Amazonのダイエット・エクササイズのカテゴリで1位となっていました(2015/3/22 21:53時点)。本の内容は、食事や栄養、ストレッチや筋トレ、モチベーションの維持など幅広く、以下のメモはごく一部なので、興味のある方は実際に本を読むことをお勧めします。 ■体脂肪とエネルギー消費量の関係 体脂肪1kg落とすのに7,200kcalの消費が必要。 体脂肪1gなら7.2kcal……① ■走行距離と消費カロリーの関係 消費カロリー≒体重(kg)×走行距離(km)……② (例)体重70kmの人が5km走れば350kcal消費 ■体重と走行距離の関係 (例)体重70kgの人が半年で体重を5kg減らすには1週間に何km走ればよいか? 5kg÷6(月)÷4(週)=1週間当たり約210gの体重減 210g×7.2kcal=1,512kcalのカロリー消費(①より) 1,512kcal÷70kg=約22kmの走行距離(②より) ■ゆっくり走る(有酸素運動)ほうが速く走る(無酸素運動)よりやせる ・ゆっくり走ると⇒体内の脂質が脂肪細胞内で分解され⇒筋肉に運ばれ⇒筋肉細胞内で酸素を使ってエネルギーに変換され⇒燃焼される(有酸素運動) ・速く走ると⇒手間のかかる脂肪ではなく手っ取り早くエネルギーになる糖が使われる(無酸素運動) ・ゆっくり走れば糖質と脂質の消費の割合は五分五分程度だが、激しい運動では脂質の消費割合は10%程度まで減ってしまう。 ■運動中の心拍数と脂肪消費量の関係 ・より多くの脂肪を消費できるのは最大心拍数の60〜80%の運動をしているとき。 ・感覚的には「ややキツい」ぐらいの運動。 ・脂肪燃焼のための最適心拍数=(220ー年齢ー安静時心拍数)×0.6〜0.8+安静時心拍数 ■健康的な体重と体脂肪率のコントロールについて ・20代になると、何の運動もしなければ毎年1kgずつ体重が増える。 ・週2〜3回のペースで走り始めると、2週間ほどで心肺機能が高まって脂肪燃焼効率が向上し、体が変わり始める。 ・1カ月に落としてよいのは体重の5%まで(それ以上落とすと80〜90%の確率で元の体重に戻る)。 ・体脂肪の落としすぎはよくない(1桁台まで落とすと免疫力が低下し、冬場は風邪を繰り返す)。 ■ランニング&トレーニングの注意事項 ・走る前のストレッチは不要(ストレッチは体があたたまった運動後に行う)。 ・筋トレを併用する場合は、筋トレを先に行うほうがよい。 ・ジムのランニングマシンは外で走るより下肢の筋肉にかかる負荷が低い(1.5%ほどの傾斜をつけると外の平地と同程度の負荷になる)。 ・走行中にフルレンジの屈伸(深い屈伸)は絶対にしてはいけない(筋肉の長さを急激に変えてしまい、適度の張りを取り戻すのに多くのエネルギーを必要とするから)。 さて、この記事のタイトルにした「1カ月で体重1キロ落とすには1週間に何キロ走ればよいか?」という問いを自分に当てはめて計算したら25kmという結果になりました。いまの生活パターンではちょっと厳しいので、2カ月で1キロにして計算し直すと、ちょうど半分の12.5kmになりました(当たり前か)。これなら十分可能!! 今年末には5キロほど痩せている計算です。では、前祝いにビールを一本(?) #
by tennis_passtime
| 2015-03-22 23:04
| ●雑学・技術・科学
3回目の鳥取マラソン出場。目標は5時間40分。結果は5時間44分20秒(ネットタイム)でした。2月8日に赤羽ハーフを走ったあと全然走っていなかったので、完走できただけでもエライ!と自分で自分をほめておきます。 鳥取には姉夫婦と甥一家が住んでいて、親族訪問を兼ねてのマラソン出走でした。コース上の4地点で、暖かい声援を送ってもらい、ほんとうに幸せなランでした。みんな、ありがとう。鳥取、ありがとう。 #
by tennis_passtime
| 2015-03-17 23:05
| ●所長のマラソン・登山
|
ファン申請 |
||