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10月6日(土曜)、前日に続いてAIGオープンを観戦。有明コロシアムは前日以上の盛況でした。チケットは完売というアナウンスがありましたが、前売り開始直後、アクセスが集中してなかなかつながらず、パソコンの前でイライラした数ヶ月前のことを思い出しました。
ビーナス・ウィリアムズvsビルジニ・ラザノの女子決勝、ダビド・フェレール(スペイン)vsイボ・カルロビッチ(クロアチア)、リシャール・ガスケ(フランス)vsトーマス・ベルディッヒ(チェコ)の男子準決勝の3試合を観戦しました。 ビーナスは第2セット、3度のマッチポイントを握りながら勝ちきれず、フルセット2時間48分の熱戦でラザノに敗れました。スコアはラザノから見て4-6、7-6(7)、6-4でした。第3セット第1ゲームを取ったあと、ビーナスは治療のためにコートを離れました。このままリタイアするのではないかと思うほど疲労困憊していましたが、右太腿に大きなテーピングをして再登場すると、最後まで闘志を途切れさせず戦い抜きました。敗れはしましたが、見事なプレー、立派な態度だったと思います。 フェレールは反応しまくり、走りまくり、打ちまくりでカルロビッチを破りました。巨人のサーブは相変わらず強烈でしたが、試合終盤にはフェレールのリターンがしっかり返り始めたのには驚きました。スコアは7-6(3)、6-3。 ガスケはパワーでは勝るベルディッヒに多彩なショットで応戦。7-6(3)、6-3で勝利しました。振られても、差し込まれても、どんな態勢からでも、意図したコースに意図した球が打てる、見ていて楽しいプレーヤーです。キャップを前後さかさまにかぶり、リラックスした表情で融通無碍なプレーを続けるフランス人に、私はストリートダンサーの気配を感じましたが、よく見れば1本1本はキッチリ理に適った打ち方をしていました。(リターンのとき、サーバーのトスアップにあわせて後ずさりをするのがユニークでした。ほかにそんなプレーヤーいます?) 前日に続いて、幸せな気持ちで会場を後にしました。来年もぜひ観戦したいと思います。 ところで、どうでもいいような話ですが、テニス観戦で私がおすすめする座席位置は、コートが横から見える(縦からではスピード感が低下)、ある程度高い位置(前のほうほど料金は高いですがコースがわかりにくい)の席です。審判側のコートサイドは、コートサイドという理由で料金は高いのですが、観戦には最悪です。あそこを高額の料金で売っている理由がわかりません。チケット代を奮発して彼女をコートサイド席に招待しても、審判側だとその後の展開はかなりビミョーだと思います。
by tennis_passtime
| 2007-10-08 13:08
| ●所長のテニス
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